【医学博士に質問】黒人参の効果とは?美容によい?おすすめレシピもご紹介
深い紫〜黒色をした「黒人参(くろにんじん)」という野菜を、最近SNSや雑誌で見かけることが増えてきました。
はじめて見る方にとっては少しミステリアスな存在ですが、その色の奥にはアントシアニンをはじめとするポリフェノールやビタミンCなど、うれしい成分がぎゅっと詰まっています。
美容やエイジングケア、目の疲れ、毎日のインナーケアが気になる方に選ばれはじめている理由や、医学博士による専門的な解説、暮らしに取り入れやすい黒人参茶・レシピも合わせて、やさしくわかりやすくご紹介します。
目次
黒人参ってどんな野菜?普通のにんじんとの違いをやさしく解説
黒人参と普通のにんじんの違いは、色だけではありません。
オレンジ色のにんじんが「βカロテンを多く含む定番野菜」だとしたら、黒人参はアントシアニンやビタミンC、ポリフェノールなどの抗酸化成分を豊かに含む“特別なスーパーフード”。
ここではまず、黒人参がどんな野菜で、なぜ注目されているのか、基本からやさしく解説していきます。
まずは基本の「オレンジのにんじん」から
私たちの食卓でいちばんよく見かける、オレンジ色のにんじん。
一年を通して手に入りやすく、価格も安定している心強い常備野菜です。
にんじんが「カロテンの宝庫」と呼ばれるのは、緑黄色野菜の中でもトップクラスのβカロテン量を誇るからです。
βカロテンは身体の中でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康を支えたり、暗い場所での見え方に関わるなど、大切な役割を担うと言われています。
そのほかにも、余分な塩分を排出するカリウム、腸内環境を整える食物繊維なども含まれています。
栄養は皮の近くに多いため、皮ごと使ったり薄くむくのがおすすめです。
にんじんには東洋系(細長く赤みの強い金時にんじんなど)と西洋系(一般的なオレンジのにんじん)があり、最近では紫・白・黄色などカラフルな品種も増えてきました。
その中でもひときわ深い色合いをしているのが黒人参です。
黒人参とは?色・味・見た目の特徴
黒人参(くろにんじん)は、切っても切っても中まで濃い紫〜黒色をした、ちょっと個性的なにんじん。
実は人参の起源種に近いともいわれる、歴史ある野菜です。
通常のオレンジにんじんと比べると、黒人参は
・皮も中身も濃い紫〜黒色
・ほんのり強い甘みとコク
・色素のもと「アントシアニン」が豊富
といった特徴があります。
この深い色は、ブルーベリーや黒豆にも含まれるポリフェノール「アントシアニン」によるもの。黒人参にはこれがたっぷり含まれています。
黒人参の主な産地と、世界での楽しまれ方
黒人参は約3,000年も前から栽培されてきた、人参のルーツに近い品種です。
トルコ、地中海周辺、中国などで育てられてきましたが、栽培環境が限られているため、今でも世界的には希少な存在です。
通常のにんじんより糖度が高いのも特徴。
北インドやトルコ南東部では、発酵した黒人参とスパイスをブレンドしたサルガム(シャルガム)というジュースが愛飲されています。
日本ではまだ珍しい存在ですが、その栄養価と美しい色から、近年はスーパーフードとして注目され始めています。
なぜ黒人参は「スーパーフード」と呼ばれるの?
黒人参がスーパーフードと呼ばれる理由は、その色の濃さが示す豊富な栄養です。
オレンジのにんじんに加えて、黒人参には
・鉄・亜鉛・カルシウムなどのミネラル
・ビタミンA・C
・βカロテン
・ポリフェノール(アントシアニン)
がバランスよく含まれています。
特にアントシアニンは抗酸化作用に関わる成分として注目されており、黒人参の深い色がその豊富さを物語っています。
食卓の彩りだけでなく、年齢とともに気になる美容や健康をそっと支えてくれる存在として、世界各地で長く愛されてきた野菜です。
黒人参に含まれる栄養と、期待される主な働き
黒人参に多い主な栄養素(鉄・亜鉛・カルシウム・ビタミン類・βカロテン)
黒人参は、見た目のインパクトだけでなく、中身の栄養も非常に豊富です。
鉄
赤血球づくりに関わり、女性に不足しやすいミネラル。
亜鉛
新陳代謝や味覚の健康などに関わるミネラル。
カルシウム
骨や歯の材料となる栄養素。年齢に関わらず大切。
ビタミンA
肌・粘膜・視機能の健康に関わる脂溶性ビタミン。
ビタミンC
黒人参には一般的なにんじんの約5倍のビタミンCが含まれるとされています。
βカロテン
強い抗酸化作用を持ち、免疫機能にも関わるカロテノイド。
ポリフェノール「アントシアニン」と黒人参の高い抗酸化力
黒人参に豊富な「アントシアニン」は、紫外線などのストレスから植物が自らを守るために作る天然色素。
抗酸化作用に関わる成分として知られています。
黒人参の抗酸化力は、食品の活性酸素吸収能力(ORAC値)で比較すると、
ブルーベリーの約17倍、赤ワインの約22倍とされるデータもあります。
※1 抗酸化力…活性酸素吸収能力 ※2 エイジング・エイジングケア…年齢にあったケア
エイジングケアや目の疲れ、生活習慣が気になる方にうれしいポイント
黒人参に含まれる
・アントシアニン
・ビタミンA/C
・βカロテン
などは、身体のコンディションを内側から整える成分として注目されています。
そのため黒人参は、
・エイジングケアを意識したい
・パソコンやスマホで目を酷使しがち
・生活習慣が気になり始めた
という方に、やさしく寄り添ってくれる食材です。
手軽に黒人参を取り入れたい方へ(インナーケアにおすすめ)
黒人参は栄養がぎゅっと詰まった魅力的な食材ですが、
「毎日料理に取り入れるのはちょっと大変…」と感じる方も少なくありません。
忙しい日々のなかでも無理なく続けるためには、気軽に取り入れられる方法があると嬉しいですよね。
そこで人気なのが、乾燥黒人参にハーブをブレンドした黒人参茶という楽しみ方。
ティーバッグにお湯を注ぐだけで、黒人参のポリフェノールやアントシアニンをほっと一息つきながら取り入れられます。
インナーケアを習慣にしたい方から選ばれている、続けやすい一杯です。
「まずは無理なく試したい」「美味しく続けたい」という方にもぴったり。
日々のティータイムにするりと溶け込む、やさしい味わいのお茶です。
医学博士に聞く|黒人参の抗酸化能と「沖縄産」の魅力
黒人参の第一人者・医学博士 塩田先生に聞いてみました!
塩田 清二
星薬科大学 生命科学先導研究センター ペプチド創薬研究室 特任教授
1974年に早稲田大学教育学部生物学研究科卒業後、新潟大学大学院理学研究科修士課程修了、昭和大学医学部第一解剖学講座にて医学博士号取得。米国チューレン大学客員教授などを経て、現職に至る。
日本アロマセラピー学会理事長、日本統合医療学会副理事長、日本糖尿病・肥満動物学会常務理事などをつとめる。専門は神経ペプチドを中心とした神経科学。

Q. 黒人参の栄養にはどのような特徴があるのでしょうか?
私どもは、沖縄長生薬草産の黒人参の抗酸化能をESRという装置を使って測定しました。
ESRという装置で黒人参の抗酸化能を測定すると代表的な活性酸素(スーパーオキシド、ヒドロキシルラジカル、一重項酸素など)を消去する力が大変強いことがわかりました。
Q. 活性酵素・抗酸化って何ですか?
抗酸化能とは何かについてご説明します。
生命は酸素を利用することで、効率的にエネルギーを取り出すことが可能となり、大きく進化してきました。酸素の一部はその代謝過程で「活性酸素」と呼ばれる分子に変わり、ヒトの生命維持に重要な働きをしています。
正常な状態であれば、必要以上に生成された活性酸素は、生体内の抗酸化能によって速やかに消去されます。しかし、消去しきれない過剰な活性酸素が生じる場合、核酸やタンパク質、脂質を酸化して損傷を与え構造や機能を障害するのです。
このように、活性酸素の生成と消去のバランスが崩れた状態を『酸化ストレス』と呼びます。酸化ストレスは身体のサビつき度を表す指標と言われ、肥満、生活習慣病、認知症、疲労、白内障、肌老化などの様々な疾病の原因になるといわれています。
この活性酸素を消去する能力を”抗酸化能”ということができます。
Q. 黒人参の効果はどのようなものが期待できますか?
抗酸化能の高い黒人参を摂取すると、活性酸素を消去することが期待できます。
身体のサビをとってくれるので、生活習慣病の予防改善に役立つだけでなくシワなど老化の予防や若々しさの維持にも有効です。
補足:活性酸素の一つである一重項酸素は紫外線を照射すると発生するもので、しみやそばかすの原因にもなりますが、黒人参をエタノール抽出した液は一重項酸素を消去してくれることが私どもの実験で明らかになっています。
Q. 「沖縄産」 黒人参は、他で採れる黒人参とは違いますか?
抗酸化能が高い植物は、主に熱帯など紫外線が強い地域に自生しています。過酷な環境に抗うために自ら抗酸化物質を有することにより身を守っているのでしょう。そのような植物を人間が食すれば、活性酸素をためない健康な身体を維持することができます。
補足:野菜には『フィトケミカル(ファイトケミカル)』と呼ばれる、植物中に存在する天然の化学物質を持っています。日本列島で最も紫外線の強い地域の一つである沖縄では、植物が紫外線から自分の身を守るため、多くの栄養素(フィトケミカル)を蓄えるため、強い太陽の光と、サンゴ質でミネラルたっぷりの土の中で育ったスーパーフード・黒人参は、その分栄養価が高いと言われています。
黒人参の効果効能まとめ
●黒人参は『抗酸化力』が高い
・シミ、シワ、タルミなどの肌の老化防止に有効
・肥満や生活習慣病、認知症、疲労、白内障などの原因を取り除いてくれる効果が高い
●沖縄で育った植物は、抗酸化力がより高くなる傾向にある
黒人参はどんな人におすすめ?
黒人参は、「なんとなく不調が気になる」「もっと自分の身体を大切にしたい」と感じるとき、そっと寄り添ってくれる食材です。
深い紫色に含まれるアントシアニンや、鉄・亜鉛・ビタミンCなどの栄養バランスの良さから、次のような方に特におすすめされています。
美容やエイジングケアを意識したい方
黒人参は、ブルーベリーの約17〜20倍ともいわれる抗酸化力が特徴的。
アントシアニンやビタミンC、βカロテンなど、美容に関わる栄養が豊富で、くすみ・ハリ不足・乾燥など“年齢サイン”が気になり始めた方に静かな人気があります。
「外側のケアだけでは物足りない」と感じる日に、食事や飲みものから自然に取り入れられるエイジングケアの第一歩として選ばれています。
PC・スマホで目を酷使しがちな方
長時間のパソコン作業やスマホ時間で、夕方になると目の奥が重い…そんな方に。
黒人参に多く含まれるアントシアニンやβカロテンは、眼精疲労のケアに関心のある人が注目する成分で、「ブルーベリーよりすごい」と言われるほどの抗酸化パワーが特徴です。
仕事・家事・育児で目を酷使しがちな方に、黒人参は心強い味方として選ばれています。
インナーケアで生活習慣を整えたい方
忙しさから食生活が乱れたり、体の内側から整えたいと感じるタイミングに。
黒人参には、鉄・亜鉛・カルシウム・ビタミンA・ビタミンCなどがバランス良く含まれ、生活習慣病や将来の健康を意識する方に選ばれる理由にもなっています。
料理で取り入れるのはもちろん、“続けやすい形”としてお茶で楽しむ方が増えています。
黒人参を簡単に摂り入れる方法
黒人参は料理にも飲みものにも使える、意外と万能な食材です。
深い紫色とほのかな甘みを活かしながら、日々の食卓に無理なく取り入れられる方法をご紹介します。
サラダやバーニャカウダで色と栄養をプラス
黒人参は、生のまま薄くスライスしたり、スティック状にすると食べやすく、そのままサラダにも使えます。
普段の野菜に黒人参を少し添えるだけで、食卓がぱっと華やかに。
バーニャカウダのディップと合わせると、黒人参の甘みとコクがより引き立ちます。
色鮮やかさと栄養を同時にプラスできる、手軽で人気の食べ方です。
パン・ご飯・お菓子に使えるナチュラルフードカラー
黒人参は水分が多く、手で軽く握るだけでも紫色の汁が出るほど。
そのままミキサーにかけてパン生地に混ぜたり、炊飯時に少量加えたりすると、天然のフードカラーとして楽しめます。
クッキーやケーキなどのお菓子づくりに使っても美しく、合成着色料に頼らない“自然の色”が出せるのもうれしいポイントです。
砂糖なしでも甘いフレッシュジュースとして
黒人参は通常のにんじんより糖度が高く、ジュースにすると驚くほど自然な甘さが出ます。
中東では「サルガム(シャルガム)」として親しまれ、健康習慣のひとつとして日常的に飲まれています。
お家でジューサーを使うと、黒人参の栄養をそのままいただけるフレッシュジュースに。
砂糖を加えなくても満足感のある味わいです。
お茶として楽しむ(忙しい日にも続けやすい)
黒人参は乾燥させてお湯で蒸らすと、紫がかった色と、やさしい甘みがふわりと広がるお茶になります。
ただ、自分で乾燥させるには少し手間がかかるため、まずは気軽に楽しみたい方にはティーバッグタイプが便利です。
黒人参に、3種のハーブをバランスよく合わせた「natoha 黒人参茶」は、インナーケアとして愛用する方が増えている人気のブレンドティー。
お湯を注ぐだけで、黒人参のポリフェノールやアントシアニンをやさしく取り入れられます。
黒人参の豊かな味わいを、もっと自分好みに楽しみたい方には、気分や時間帯に合わせて選べるブレンドもおすすめです。
目的に寄り添った3つの味わいをご用意しているので、その日の気分に合わせて心地よい一杯を選んでみてください。
選べる3種のブレンド
《黒人参茶ビューティー》
美容に嬉しいハーブを組み合わせた、ほんのり酸味と月桃の香りが広がるブレンドです。
ブレンド:黒人参、ハイビスカスローゼル、月桃
味わい:爽やかな酸味とまろやかなコク
香り:オリエンタルな香り
▶ 黒人参茶ビューティーを見る
《黒人参茶リラックス》
食後や寝る前にぴったりの、やさしいリラックスブレンド。
レモングラスの爽やかな香りと黒人参のコクが調和し、思わず「ふう…」と一息つきたくなる味わいです。
ブレンド:黒人参、レモングラス、キダチアロエ
味わい:爽やかな香りに黒人参の深み
香り:清々しい香り
▶ 黒人参茶リラックスを見る
《黒人参茶クレンズ》
一番人気。ほのかな苦味がクセになる、すっきりとした飲み口。
毎日を軽やかにリセットしたい時におすすめです。
ブレンド:黒人参、レモングラス、キダチアロエ
味わい:ほのかなクセが奥行きある味わいに
香り:大地を感じる力強い香り
▶ 黒人参茶クレンズを見る
黒人参を使ったおすすめレシピ3選
スーパーではなかなか手に入りにくい黒人参ですが、手に入った時にどのように調理をしていいか迷いますよね。料理として使いたいという方には、ぜひおすすめしたいレシピを3つご紹介します。
黒人参のツナヨーグルトソース地中海風
地中海料理では定番のヨーグルト料理。程よい酸味が食材に絡み合って、さっぱりとした味付けが特徴的。
そんなヨーグルト + ツナのソースに、糖度の高い黒人参を合わせた、簡単・オシャレ・ヘルシーなレシピをご紹介します!
黒人参とヒヨコ豆のフムス風オープンサンド
ヴィーガンやベジタリアンが多いヨーロッパでは、スーパーやコンビニでも手軽に買うことが出来たり、自分で作る人も多い中東のメジャーフード「フムス」に、黒人参をブレンドしライ麦パンと組み合わせた、簡単・オシャレ・ヘルシーなレシピをご紹介します!
親子で出来る 黒人参とウインナー&ミートボールの手作りピザ
SNSで人気の @emix0120さんに、おうちで簡単に出来る黒人参を使ったピザの作り方をご紹介いただきました!
コスパ良し、見た目良し、ボリューム良しの三拍子が揃った可愛いおうちピザ。
休日のランチや夕食用に作ってみてはいかがでしょうか?
「黒人参とウインナー&ミートボールの手作りピザのレシピ」を開く
栄養士さんよりコメント
「栄養バランスは目で判断しましょう」
普段、食卓の栄養バランスはどのように考慮されていますか?
栄養士をしている私は、なによりも「色味」を意識しています。食材は色で自分たちの持っている栄養を表現しているのです。
〈黒人参〉紫色=アントシアニン
アントシアニンの吸収を高める食材はビタミンC。ともに働きかけて活性酸素を外に出す効果を高めてくれます。ビタミンCは野菜やフルーツに多く含まれているので、彩りのいいフルーツサラダとの組み合わせをお勧めします。(栄養士・五十嵐 渚さん)
東京家政大学・家政学部栄養学科栄養学専攻卒業後、2021年よりケータリング会社にて栄養士・フードスペシャリストとしてメニュー考案やアレルギー対応等を担当
黒人参の葉は入浴剤としても使える
黒人参の葉を陰干しにして、鍋で煮出してからお風呂に入れると、入浴剤としてもご使用いただけます。
その際に、葉っぱがボロボロと砕けやすいので、ネットや不織布のような目の細かい布に入れて使うのがおすすめですよ。
まとめ スーパーフード・黒人参を、毎日の暮らしに
深い紫色が印象的な黒人参は、見た目のインパクトだけでなく、アントシアニンやビタミンC、ミネラルなど、うれしい栄養がぎゅっと詰まったスーパーフードです。
美容やエイジングケアが気になるとき、目の疲れが気になるとき、将来の健康のことを考え始めたとき…。そんな「そろそろ自分の身体をいたわりたい」というタイミングに、そっと寄り添ってくれる心強い味方になってくれます。
サラダやバーニャカウダで色と栄養をプラスしたり、パンやご飯、お菓子づくりのナチュラルフードカラーとして楽しんだり、砂糖いらずのフレッシュジュースや黒人参茶としてゆったり味わったり。
ライフスタイルに合わせて選べるのも、黒人参ならではの魅力です。
「何か特別なことを始めたい」というよりも、毎日のごはんやお茶の時間に、ほんの少し黒人参を足してみること。
その小さな一歩が、未来の自分のためのやさしい習慣につながっていきます。
気になった方は、ぜひご自身のペースで、黒人参と黒人参茶を暮らしに取り入れてみてください。




