「ハイビスカスローゼル」と聞くと、沖縄でよく見かける赤いハイビスカスを思い浮かべる方も多いかもしれません。
けれども、実は別の品種で、赤いハイビスカス(正式名称はハイビスカス・ロサシネンシス)とは異なる植物です。
今回は、お茶などにも使われている「ハイビスカスローゼル」についてご紹介します。
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この記事の目次
ローゼルに含まれる栄養成分と効能、健康・美容効果
▲ natoha 黒人参茶ビューティー
沖縄県産の黒人参・ローゼル・月桃をブレンドした、ノンカフェインのベジ&ハーブティー。
ローゼルの酸味と香りを楽しみながら、毎日のティータイムに取り入れられるお茶です。
ローゼルにはビタミンCやクエン酸、リンゴ酸などの有機酸が多く含まれています。
中でもクエン酸の含有量はお酢に匹敵するほど。これらが、ローゼルティー(ハイビスカスティー)独特の酸味の元となっています。
他にも、むくみや塩分と関わりの深いカリウムも100g中9.7g相当と、他の果物や野菜と比べ豊富に含まれています。
身体を動かす方におすすめしたいローゼルの健康効果とは
ローゼルに多く含まれるクエン酸、ハイビスカス酸は、疲労回復としても有名です。
クエン酸には新陳代謝アップや持久力を高める働きもあると言われているので、それらが豊富に含まれるローゼルティーは天然のスポーツドリンクとも言えるでしょう。身体を動かす仕事や家事・ジムなどのお供にもぴったりですね。
また、ローゼルティー (ハイビスカスティー)の特徴である鮮やかな赤色は、アントシアニンやフラボノイドをはじめとしたポリフェノールが大量に含まれている証。
ポリフェノールの高い抗酸化作用により、
- 生活習慣病の改善
- 免疫力向上と感染症の予防
- 眼精疲労の軽減
ローゼルに期待したい健康効果
- 疲労回復:クエン酸がエネルギー代謝を助け、疲れをためにくい体づくりに
- 新陳代謝アップ:有機酸が体の巡りを促し、毎日の元気をサポート
- 生活習慣病の予防:ポリフェノールが血管や細胞を守り、健康維持に役立つ可能性
- 免疫力アップ:ビタミンCが体を守り、感染症予防として自分でできるひとつの対策に
- 眼精疲労の軽減:アントシアニンが目の健康を守り、パソコンやスマホの疲れ対策に
- 皮脂バランスの調整:ビタミンやミネラルが肌環境を整え、トラブルを防ぐサポートに
女性に嬉しいローゼルの美容効果とは
ローゼルは、別名「女性のためのハーブ」とも言われています。
その理由は、ビタミンCにメラニン色素の過剰な生成を抑える効果や、メラニン色素の沈着を元に戻すなどの美白効果に加え、皮脂の分泌を正常にする作用もあるからです。
クエン酸には、衰えてきた肌細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)を活性化する効果があり、リンゴ酸はその働きをサポートしています。
さらに、ポリフェノールなどの抗酸化物質は、紫外線や排気ガス、タバコ、大気汚染など、外部の刺激から発生する「活性酸素」を抑制し、肌細胞のダメージを防いでくれるといわれています。
あと、忘れてはいけないカリウム。
体内の塩分と水分のバランスを調整してくれるため、むくみの予防・改善も期待できます。
このように、健康にも美容にも嬉しい成分がいくつも揃っているローゼル。日常使いとして摂り入れてみてはいかがでしょうか?
ローゼルに期待したい美容効果
- 美白ケア:ビタミンCがシミやくすみに働きかけ、透明感のある肌を目指すサポートに
- うるおい・ハリ:コラーゲンの生成を助け、乾燥しがちな季節もみずみずしさを守るお手伝いに
- ターンオーバーサポート:クエン酸とリンゴ酸が肌の生まれ変わりを活性化して後押し
- エイジングケア:ポリフェノールの抗酸化作用が、紫外線や大気汚染など外部刺激から肌を守る味方に
- むくみケア:カリウムが余分な水分を調整し、夕方の脚の重だるさをやわらげるサポートに
日常にローゼルを取り入れることで、紫外線を浴びた夜や疲れて顔色が沈みがちなときにも、内側からの美容を意識するきっかけになるかもしれません。
そんな小さな習慣が、自然と前向きな気持ちにつながりそうですね。
【まとめ】ローゼルの効能9つ
- 疲労回復
- 新陳代謝アップ
- 生活習慣病の改善
- 免疫力向上と感染症の予防
- 眼精疲労の軽減
- 美白効果
- 皮脂の分泌を正常にする作用
- 肌細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)を活性化
- むくみの予防・改善
参考サイト・参考文献を見る
黒人参茶ビューティー
《100%沖縄県産・無農薬・ノンカフェイン》
沖縄県産の黒人参・ローゼル・月桃をブレンドした、ベジ&ハーブティー。
ローゼルのさわやかな酸味に、黒人参のやさしい甘みと月桃の香りが重なる、すっきりとした味わいです。
ローゼルに副作用ってあるの?
ローゼルは血圧を下げる効果があると言われているので、高血圧の方で血圧を下げる薬を飲まれている方や血圧が低い方はかかりつけの医師に相談をしてみてくださいね。
生のローゼルが手に入った時の食べ方や飲み方とは
健康にも美容にも嬉しい効果がたくさんあるローゼルですが、どうやって下ごしらえをして使ったら良いか、なかなかピンときませんよね。
下ごしらえの方法から、飲み方、食べ方についてご紹介します。
ローゼルってどうやって下ごしらえするの?
ローゼルの下ごしらえは簡単ですが、少し手間がかかります。ハーブによっては使うタイミングに合わせて収穫するものもありますが、ローゼルの場合は一度に一定量をまとめて下ごしらえしてしまうのがおすすめです。
下ごしらえの仕方
- ローゼルの付け根部分を包丁で切り落とす。

- 手で剥く。

- 内側までよく洗う。
- 乾燥させたい場合は、ザルなどにおいて、風通しの良い場所で数日おいておきましょう。

Point: ローゼルの萼の中に小さな虫がいることがあるので、よく洗ってくださいね。
ローゼルおすすめの飲み方 「ローゼルティー」
材料
- ローゼルの萼(乾燥)
- お湯
作り方
- 乾燥させたローゼルをカップに入れて、熱湯を注ぐ。
- 蓋をして8分ほど蒸らしたら出来上がり。
Point: 酸味が強いので、お好みで蜂蜜やジャムを入れると味がまろやかになりますよ。
ローゼルおすすめの食べ方「ローゼルジャム」
材料
- ローゼルの萼(生)……500g
- 水……500cc
- 甜菜糖 (砂糖でも可)……500g
- ブランデー……大さじ1
作り方
- ローゼルの萼と水 (ローゼルが浸るくらい)を鍋に入れて沸騰させる。

- 甜菜糖とブランデーを1に入れて弱火で煮込む。

- ローゼルが煮溶けはじめて、全体にトロミがついてきたら火を止める。

- 煮沸消毒をした瓶に詰めて、冷蔵庫で冷やせば完成。
萼にペクチンを多く含み、長時煮詰めなくても比較的早くトロミがつくため、煮詰め過ぎると冷えたときにかなり固いジャムになるので要注意。
ローゼルジャムをティースプーンで1さじすくって、お好きなお茶に入れていただいても、美味しくお召し上がりいただけますよ。
ローゼルの色味を生かす「フードカラー」
乾燥したローゼルをピクルスやピンクに色付けしたい食材と一緒に煮たり浸けておくことで、フードカラーとしてもお使いいただけます。
ただし、ローゼル自体の酸味が強いので、酸味がついても良さそうな食材を使うようにしましょう。
いかがでしたか?
ローゼルはハーブティーだけではなく、シロップにしたり塩漬けしたりして楽しめるので、酸味を生かしたご自身の楽しみ方を見つけてみるものいいかもしれませんね。
ローゼルって何?ハイビスカスとは違うの?
ローゼルとハイビスカスの違いは、同じアオイ科フヨウ属に属しながらも用途や品種が異なる点です。 ハイビスカスと聞くと南国に咲く観賞用の花を思い浮かべる方が多いですが、ローゼルは観賞ではなく、ハーブとして利用される植物なのです。
ハイビスカスには5,000以上もの品種がありますが、その中でハーブとして使われるのがローゼル(学名:ハイビスカス・サブダリファ)。花びらや葉ではなく、乾燥させた萼(がく)の部分が食用として利用されます。
鮮やかなルビーレッド色と強い酸味が特徴で、ハーブティーとして飲まれるほか、ジャムやソースにも加工されます。
*萼(がく)…花弁を支えている緑色の小さい葉のような部分
ローゼルが持つ2つの花言葉
ローゼルには2つの花言葉があります。「繊細な美」と「新しい恋」。
どちらの言葉も、たった1日しか咲かないという1日花であるハイビスカスの花が、毎日新しい花を咲かせるということに由来しているようです。
儚さと前向きさの2つの意味が含まれた素敵な花言葉ですね。
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